仮想通貨とFXの違いとは?投資の視点で解説!

2018年4月13日

株価チャートの写真

あなたは、いい投資案件が無いかと思い、仮想通貨の情報を集めているのだと思います。

この記事では、投資の対象としてみたときの、仮想通貨とFX(外国為替証拠金取引)の違いを解説いたします。

私は、どちらに投資すべきといった、投資を煽るようなことを言うつもりはありません。

今は仮想通貨に投資をしていますが、単純に儲かるからと言う理由で投資をしているわけではありません。

この記事を読んでいただいた上で、どちらの投資するべきかは、あなた自身の意思で決定してもらいたいのです。

そのために必要な情報は、惜しみなく提供していきたいと思います。

 

仮想通貨とFX!どうやって利益を得るのか?

クエスチョンマーク

まずは、基本中の基本から押さえていきたいと思います。

あなたは、仮想通貨とFXで、どうやって利益を得るのかご存知ですか?

簡単に言えば、「安く買って、高く売る」ことで利益を得るのです。

例えば、ある商品を1,000円で買ったとします。

買った時点では1,000円だったのですが、半年後にその商品の人気が高まり、10,000円の値段がつきました。

そのタイミングで売ることで、10,000円を得ることができるので、買値と売値の差額である9,000円が利益となります。

この商品が、仮想通貨なのか外貨なのか、両者の違いはそれだけです。

「安く買って、高く売る」という原理は、仮想通貨もFXも同じです。

 

FX(外国為替証拠金取引)とはなにか?

お札がばら撒かれた写真

基本中の基本をおさえた上で、今度はFXについて解説していきます。

FX(外国為替証拠金取引)とは、外国の通貨を売買することで利益を得るという取引方法です。

あなたは、新聞やTVのニュースで円相場をみたことがありますか?

1ドル=120円28銭と書かれているものです。

仮に、あなたが1ドル=120円のときに1ドルを買ったとします。

そして、1ドル=130円まで上がったタイミング(円安ドル高という)でドルを円に換えたならば、あなたは差額である10円を利益として得られます。

逆に、1ドル=110円のタイミングで売ってしまうと、10円分の損失となってしまいます。

 

FXではレバレッジを使って大きな金額の取引ができる

FXをもっとも強く特徴づけるものは、「レバレッジ」です。

FXでは、FX業者を仲介して外貨の取引を行います。

このとき、FX業者に対して証拠金を担保として入金することによって、証拠金の何倍もの大きな金額の外貨を取引することができます。

例えば、レバレッジを10倍とするならば、10万円の証拠金で100万円の取引を行えます。

FXが人気な理由の1つは、手元に少額の現金しかなくても、レバレッジを利かせて大きな取引ができることです。

 

FXよりも仮想通貨の方がリスクが高いと言われる理由

崖を登っている男性の写真

FXと仮想通貨は、投資対象が「外貨」か「仮想通貨」か、それだけの違いです。

「仮想通貨の方がリスクが高い」と言う人たちがよくいらっしゃいます。

仮想通貨もFXも、どちらもリスクがあることに違いはありません。

では、彼らは何をもって仮想通貨の方がリスクが高いと言っているのでしょうか?

その理由は主に4つあります。

  1. ボラティリティの高さ
  2. 税制の面で不利
  3. 詐欺案件が横行している
  4. 取引所リスクがある

これら4つについて詳しく見ていきましょう。

 

仮想通貨はボラティリティが高い

ボラティリティ(volatility)とは、価格の振れ幅の大きさのことです。

仮想通貨は、このボラティリティが非常に高いのです。

あなたもご存知のビットコイン。

ビットコインの価格は、2015年まで1BTCあたり3万円前後でした。

それが2017年末には一気に200万円台まで跳ね上がりました。

かと思えば、2018年に入って70万円台まで急激に値下がりました。

仮想通貨の価格の変動の大きさは、まさにジェットコースターのように激しいですね。

FXの場合は、その国の通貨の価値が劇的に変動することはないですし、仮想通貨と比較したときのボラティリティは低い方です。

 

仮想通貨は税制の面で不利

仮想通貨は、税制の面でFXと比べて不利です。

FXの場合、利益の額の大きさに関わらず、税率は一律20%(所得税15%と住民税5%)で統一されています。

しかし、仮想通貨となるとそうはいきません。

仮想通貨で得た利益は雑所得扱いとなり、給与所得や事業所得と合算した総合課税となります。

そして、所得の額の大きさに応じて税率が変わる累進課税制度となっているのです。

税率(所得税と住民税)は最大で55%にも及びます。

仮想通貨で利益を得たとしても、半分近くが税金として取られるのですから、馬鹿みたいな話です。

 

仮想通貨にまつわる詐欺案件が横行している

仮想通貨は、立ち上がって間もない業界です。

投資案件として多くの人が目をつけているものの、どんな情報が正しくて、どんな情報が間違っているのかが、判断しづらい状態となっています。

それを付け狙った詐欺案件も多く発生しています。

投資する側としても、しっかりと仮想通貨に対するリテラシーを持たなければ、詐欺に引っかかります。

 

仮想通貨は取引所リスクが高い

仮想通貨と付き合う上で、仮想通貨取引所の存在を無視できません。

そんな取引所にも、リスクがあることをご存知でしょうか?

直近の例でいえば、2014年に起きたマウントゴックス事件、2018年に起きたcoincheck(コインチェック)の口座からのNEM不正流出が真新しいです。

仮想通貨取引所は、常にサイバー攻撃に晒されている状態です。

あなたが取引所に仮想通貨を預けていたならば、それが盗まれて0円になることだってあります。

 

仮想通貨投資の魅力は何なのか?

仮想通貨にはリスクがつきものであるという話をさせていただきました。

そうなると、仮想通貨に投資するのは辞めようかなと思う方もいらっしゃるでしょう。

それはそれで、選択肢の1つとしてありだと思います。

それでも、仮想通貨にはFXには無い魅力が詰まっていると、個人的に思っています。

何故ならば、仮想通貨は世の中を根本的に変えるポテンシャルを秘めており、これから確実に成長していく業界だからです。

ビットコインは、決済通貨として世の中に普及し始めています。

イーサリアムのスマートコントラクトは、大企業を中心として普及に向けた動きを見せています。

仮想通貨への投資とは、言うなれば立ち上がったばかりのスタートアップ企業に投資するようなものです。

立ち上がったばかりだからこそ、色んなトラブルも起こります。

そこに対して、成長性を感じて投資をするか、リスクが大きいから投資を見送るのか、どちらにするのかはあなた次第です。

 

仮想通貨投資を始めるならば、bitFlyer(ビットフライヤー)で

ビットフライヤーHPのトップページ
引用:bitFlyer(ビットフライヤー)

あなたが仮想通貨に少しでも魅力を感じるならば、まずは仮想通貨取引所に口座開設してみることをおすすめします。

口座開設は無料でできるし、実際にやってみることが仮想通貨のことを知る一番の手段だからです。

とはいえ、仮想通貨取引所選びは慎重に行いたいところです。

なぜならば、先ほども話した通り取引所のリスクがあるからです。

その上で、初心者にもおすすめできる仮想通貨取引所は、bitFlyer(ビットフライヤー)です。

bitFlyer(ビットフライヤー)ほど取引所として信用できるところは、他にはないのではないかと思います。

bitFlyer(ビットフライヤー)については、下の記事で詳細をお伝えしています。興味があれば、そちらをご覧になってください。