bitFlyer(ビットフライヤー)での仮想通貨の買い方を解説

2018年4月26日

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内で最大規模の仮想通貨取引所です。
 
創業4年の若い会社ですが、国内大手の企業から出資を受けており、資本面で安定性のある取引所です。
 
これから仮想通貨を始める人にとっては、安心して利用できる取引所と思います。
 
この記事では、bitFlyer(ビットフライヤー)での仮想通貨の買い方を詳しく解説します。
bitFlyer(ビットフライヤー)を利用するにあたっては、事前に口座開設が必要です。口座開設の方法についてはこちらの記事を参照ください。

まずは日本円の入金から

仮想通貨を買うには、はじめにbitFlyerの口座に現金を入金しておく必要があります。
入金方法には銀行口座への振込クイック入金の2種類があります。
 
2種類のやり方を説明していきます。

銀行口座への振込

左側のメニューバーにある、入出金をクリックしてください。
すると、こんな画面が出てきます。
日本円入金の説明
日本円の入金(銀行振込)
 
 
日本円ご入金をクリックすると、下の方に振込先の口座が表示されます。そちらの口座への振込で入金が完了となります。
 
 
注意していただきたいのは、必ず皆さんが登録した銀行口座から振込をすることです。
登録以外の口座から振り込んでしまうと、入金したとみなされません。
 

クイック入金

銀行口座への振込の場合と同じように、こちらの画面からクイック入金をクリックします。
 
日本円の入金(クイック入金)の説明
日本円の入金(クイック入金)
 
ご入金金額の枠に金額を入金し、入金方法を3つの中から選んでください。
どのやり方でも手数料は324円と変わらないので、皆さんのやりやすいやり方で入金を行いましょう。

仮想通貨を買う

販売所と取引所の違いはなにか?

仮想通貨の売買は、販売所と取引所で行うことができます。
 
販売所とは、bitFlyer(ビットフライヤー)から仮想通貨を買う場所です。
販売所から買う場合、bitFlyer(ビットフライヤー)に手数料を払わなければなりません。こちらの手数料が比較的割高なのです。
 
ただし、仮想通貨を買うまでの操作が非常に簡単なので、初心者はまず販売所から買ってみてもよいと思います。
 
 
取引所は、bitFlyer(ビットフライヤー)のユーザー間で直接仮想通貨の売買を行う場所です。
bitFlyer(ビットフライヤー)を介さない分、販売所よりも手数料が安くなります。
仮想通貨に慣れてきた方は、取引所で買われることをおすすめします。

販売所で仮想通貨を買う

左側のメニューバーに、ビットコイン販売所アルトコイン販売所があります。
 
文字通り、ビットコイン販売所ではビットコインを買うことができます。アルトコイン販売所ではイーサ、イーサクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインの5種類のアルトコインを買えます。
 
 
買い方は至って簡単です。
 
 
ビットコイン販売所のページ
ビットコイン販売所のページ
 
 
買いたい仮想通貨の数量を枠内に入力し、コインを買うボタンをクリックするだけです。
 
 
 ちなみに、右側の方に購入価格と売却価格とありますよね。
これは、1BTCをいくらで買えるか・いくらで売れるかを表しています。
 
購入価格の方が売却価格よりも2万円近く(約2%)高いのです。つまり、ビットコインを買うときにその分手数料が上乗せされているからです(購入価格と売却価格の差をスプレッドといいます)。

クレジットカードでも買うことができる

クレジットカードを使って仮想通貨を買うことができます。
仮想通貨をクレジットカードで買う
クレジットカードで買うページ
 
左側のメニューバーのクレジットカードで買うをクリックしてください。
 
購入する仮想通貨を選び、ご購入金額の枠に金額を入力します。
 
入金の手間を省きたい方は、クレジットカードでの購入がおすすめです。

取引所でビットコインを買う

ビットコイン取引所のページ
ビットコイン取引所のページ
左側のメニューバーから、ビットコイン取引所をクリックします。
取引所でビットコインを買いたい場合には、買いたいビットコインの数量、価格を枠に入力するだけです。
 
 
取引所では、販売所と違い購入価格を自分たちで決めることができます。
 
そうはいっても、いくらで買えばよいのか、初めての方には分かりませんよね。
 そこで見ていただきたいのが、画面の中のと呼ばれる部分です。
 
 
赤色の箇所は、ビットコインを買いたい人たちによる
買いたい数量・価格のリスト(売り板)
 
青色の箇所は、ビットコインを売りたい人たちによる
売りたい数量・価格のリスト(買い板)
 
 
皆さんがもし、ビットコインを確実に買いたいときは、
売り板の一番下の価格を入力すればよいのです。

bitFlyer(ビットフライヤー)で取り扱う仮想通貨

bitFlyer(ビットフライヤー)では、ビットコイン以外に6種類のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)を取り扱っています。それぞれのアルトコインの特徴を簡単に解説します。

イーサリアム(ETH)

仮想通貨イーサリアム(ETH)のロゴ
イーサリアムは、2013年にヴィタリック・ブテリンという人物によって開発された仮想通貨です。
 
仮想通貨は全世界で1000種類以上あります。その中で、イーサリアムの時価総額は、現在ではビットコインに次いで世界で2番目です。
 
イーサリアムで特徴的なのは、契約内容自体をブロックチェーン上に書き込めるスマートコントラクトという技術が使われている点です。

イーサリアムクラシック(ETC)

イーサリアムクラシックのロゴ
イーサリアムクラシックは、イーサリアムからハードフォーク(元々イーサリアムで1本のブロックチェーンだったものが分裂したこと)して生まれた仮想通貨です。ハードフォークのきっかけとなったのは、「The DAO事件」というイーサリアムが不正に送金された事件。
 
イーサリアムが元となっている仮想通貨なので、仕様自体はイーサリアムと変わりません。そのせいか、イーサリアムクラシックの価格変動は、イーサリアムと連動しているという点も特徴的です。

ライトコイン(LTC)

ライトコインのロゴ
ライトコインは、元Googleの写真であるCharlie Lee氏によって開発された仮想通貨です。ビットコインが公開されたのが2009年。その2年後である2011年にライトコインが公開されました。仮想通貨ブームが始まる比較的初期に開発されたことから、アルトコインの先駆け的な存在と言われています。
 
ビットコインの改良版のような存在であり、従来ビットコインで約10分掛かっていた取引承認までの時間を、ライトコインでは約2.5分まで短縮しています。
 
比較的古株のアルトコインのため、ライトコインを保有している人は多く、時価総額も上位10%以内に入るほどです。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(BCH)のロゴ
ビットコインキャッシュは、2017年8月にビットコインからハードフォークされた、生まれたばかりの仮想通貨です。ビットコインが抱えていた取引スピードの低下、セキュリティ向上という問題を克服した、ビットコインの改良版とも言われる存在です。
 
生まれて間もないですが、ビットコインが元になっており、従来の課題を解決したものであることから、将来的な成長が期待される仮想通貨でもあります。

モナコイン(MONA)

モナコインのロゴ
2013年末に公開された国産の仮想通貨です。某掲示板で使われていたキャラクターが名前の由来となっています。
 
世界的に見れば、ビットコインやイーサリアムと比べてモナコインは知名度の低い印象があります。しかし、日本国内ではモナコインは活発に使われています。ビットコインモールというビットコイン専用の通販では、ビットコインだけでなくモナコインを使って買い物もできます。
 
今まで日の目を見ることがありませんでしたが、最近になってbitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)で取り扱いが始まったことから、一気に価格が上昇しました。

リスク(LISK)

LISK(リスク)のロゴ
リスクとは、イーサリアムと同様にスマートコントラクトを採用した仮想通貨です。
 
イーサリアムでは、Solidity(ソリディティ)という独自のプログラミング言語を使用している一方、リスクでは世界的に使用されているJavascriptを使用しています。
 
今まではSolidityを覚えた人間のみがスマートコントラクトに関与できませんでしたが、リスクによってその参入障壁がより低くなりました。
 
 
bitFlyer(ビットフライヤー)では、2018年1月31日からリスクの取り扱いをスタートしました。

まとめ

bitFlyer(ビットフライヤー)では、販売所と取引所から仮想通貨の売り買いができます。
 
仮想通貨の売買に慣れていない初心者の方は、まずは販売所から仮想通貨を買ってみましょう。
 
気をつけていただきたいのは、取引所で売り買いできるのはビットコインのみであることです。bitFlyer(ビットフライヤー)では取引所でアルトコインの売買をできません。
 
仮想通貨にある程度詳しくなった方は、アルトコインの取引を別の取引所でやってみるのも一つの手段でしょう。