初心者におすすめの仮想通貨取引所4選
仮想通貨に興味はあるけれども、考えることが沢山あって面倒くさい。
初心者の方が考えることの1つに、取引所選びがあります。
仮想通貨は他の投資商品と比べてハイリスクですから、取引所も何となくの感覚で選んでよいものではありません。
そこで、今回は仮想通貨投資の初心者におすすめしたい取引所をご紹介します。
仮想通貨取引所とはなにか?
ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を売買できる場所が仮想通貨取引所です。
お店を訪問する必要はなくて、仮想通貨の売買はインターネット上で行います。
bitFlyer(ビットフライヤー)、Zaif(ザイフ)などが、国内の代表的な仮想通貨取引所としてあります。
取引所と販売所の違いは?
販売所では、bitFlyer(ビットフライヤー)などの業者から仮想通貨を買います。
取引所は、業者を介することなく、ユーザー同士で仮想通貨の売買を行う場所です。
販売所と取引所の両方を設けている業者もあれば、販売所か取引所の片方だけしか設けていない業者もあります。
販売所と取引所の違いについての詳細は、以下の記事に詳しくまとめました。
取引所を選ぶポイント
何となく良さそうだからと、何の根拠もなしに取引所を選ぶのは危険です。
投資に失敗して損をするばかりでなく、預けておいた仮想通貨がまるごとなくなってしまうリスクもあるからです。
そこで、初心者が必ず抑えておくべき、取引所を選ぶポイントをまとめました。
ポイント①:セキュリティ体制
取引所で買った仮想通貨は、取引所が用意しているウォレットの中に保管されています。
ウォレットのセキュリティが甘いと、ハッカーに狙われて仮想通貨を盗まれるリスクが高くなります。
各社がウォレットに対してどのようなセキュリティ体制でいるのか、必ずチェックしておきましょう。
ポイント②:取引所の安全性
皆さんが預金しようと思ったときに、潰れそうな銀行にお金を預けないですよね?
それと同様に、潰れそうな取引所に仮想通貨を預けたりしないはずです。
銀行が潰れても、預けておいたお金は戻ってきます。しかし、取引所が潰れても、預けておいた仮想通貨が戻ってくる保証はありません。
取引所の安全性を見る1つの指標として、資本金があります。資本力が大きいほど、取引所が潰れるリスクもその分低いでしょう。
あくまで目安の1つとして捉えてください。
ポイント③:補償制度が整備されている
メールアドレスとパスワードが盗み取られてしまったり、取引所がハッキングされたりした場合、預けておいた仮想通貨が丸ごとなくなることもあり得ます。
そんな状況も考慮して、取引所によっては補償制度を整備しているところもあります。
ポイント④:取引量の多さ
取引量が多いということは、買い注文や売り注文に対して応じてくれる人が沢山いてくれるということです。また、多くの人がその取引所を信用して運用している1つの証拠でもあります。
ポイント⑤:仮想通貨の種類の豊富さ
ビットコインはどの取引所でも取り扱っていますが、アルトコインは取引所によって扱う種類が違います。ビットコイン以外で取引したい仮想通貨があるならば、その仮想通貨を扱う取引所を選ぶのが一番です。
ポイント⑥:手数料の安さ
取引所によって仮想通貨の取引にかかる手数料が大きく異なります。
また、販売所で取引するのか、取引所で取引するのかによっても、手数料が違ってきます。
取引所によっては、手数料が無料であることもありますし、Zaif(ザイフ)のようにビットコインの取引手数料がマイナスということもあります。
取引所を選ぶ6つのポイントまとめ
仮想通貨取引所を選ぶ6つのポイントを、もう一度おさらいします。
- セキュリティ体制
- 取引所の安全性
- 補償制度が整備されている
- 取引量の多さ
- 仮想通貨の種類の豊富さ
- 手数料の安さ
中でも、1.〜4.は、取引所が信頼できるかどうかをはかる上で、非常に重要なポイントです。
これらの観点から、自分に合った取引所を選べると良いですね。
取引所選びのポイントは、以下の記事でしっかりまとめましたので、詳しく知りたい方は一度読んでみてください。
おすすめ取引所①:bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は2014年に設立された取引所です。
今では国内で最大規模の取引所となりました。
国内の数ある取引所の中でも、抜群の安定性を誇るのが、bitFlyer(ビットフライヤー)の魅力です。
bitFlyer(ビットフライヤー)をおすすめする理由
国内最大規模であること
資本金は41億238万円で国内最大です。
資本金が大きければ良い訳ではありませんが、会社にお金が潤沢にあるということは、不測の事態が起こったときに強いです。
補償制度が充実している
国内大手の損害保険会社と2種類の損害保険契約をしています。
メールアドレスやパスワードを盗み取られたり、取引所がハッキングされたりした場合の損害を補償するものです。
ただし、2段階認証を設定していないと補償の対象にならないので、注意しましょう。
取引量が多い
国内取引所の中で、月間の取引高がcoincheck(コインチェック)に次いで高いのがbitFlyer(ビットフライヤー)です。活発に取引がされているということは、それだけ多くの人たちからbitFlyer(ビットフライヤー)が支持されている証拠でもあります。
おすすめ取引所②:Zaif(ザイフ)
Zaif(ザイフ)は、大阪府に拠点をおくテックビューロという会社が運営する取引所です。
Zaif(ザイフ)をおすすめする理由
手数料が安い
Zaifをおすすめする理由の1つが、手数料の安さです。
ビットコインにいたっては、購入時の取引手数料が-0.01%。
つまり、0.01%分の手数料をもらえてしまうのです。
積立投資ができること
Zaifコイン積立という仮想通貨の積立て制度があります。
積立て制度を用意しているのは、取引所の中で唯一Zaif(ザイフ)だけ。
仮想通貨は値動きが激しいし、相場を読むのは難しいですからね。
何も考えず、長い目で積立投資を行い方には、この積立制度を利用するのが一番です。
おすすめ取引所③:bitbank(ビットバンク)
bitbank(ビットバンク)は、2014年に設立された取引所。
bitFlyer(ビットフライヤー)やZaif(ザイフ)と比べると、目立たない印象があるbitbank(ビットバンク)ですが、優秀な仮想通貨取引所の1つです。
bitbank(ビットバンク)をおすすめする理由
手数料が無料
bitbank(ビットバンク)では、取引手数料が0%というキャンペーンを実施中です。
キャンペーンの期間が2018年6月30日までなので、手数料を抑えたい方にはありがたい話です。
セキュリティ体制がしっかりしている
coincheck(コインチェック)で起きたNEMの不正流出を受けて、取引所のセキュリティ体制を気にされている方は多いはず。
bitbank(ビットバンク)では、ユーザーから預かっている仮想通貨をコールドウォレットで保管し、マルチシグ対応となっています。ハッキングへの対策をしっかり実施している証拠です。
おすすめ取引所④:GMOコイン
GMOクリック証券で有名なGMOインターネット傘下にある取引所です。
GMOコインでは、板取引がなく販売所形式での販売と、仮想通貨FXを取り扱っています。
GMOコインをおすすめする理由
アルトコインを手数料無料で販売している
GMOコインには、他の取引所のような板取引がありません。
したがって、GMOコインのユーザーは、GMOコインから直接仮想通貨を買うことになります。
販売所形式で仮想通貨を買う場合、通常ならば手数料が発生するところです。
しかし、GMOコインではその手数料が無料です。
セキュリティ体制がしっかりしている
GMOコインのウォレット管理も、コールドウォレットでマルチシグ対応となっています。
まとめ
仮想通貨市場は、予測できな部分が多いので、この取引所ならば絶対に大丈夫という保証はありません。
そうはいっても、何もわからない初心者にとっては、何か引っかかりになるような情報は欲しいですよね。
この記事を通して、皆さまが少しでも安心して取引所を選べるようになれればと思います。
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