モナコインとはどんな仮想通貨か?
あなたはモナコインに対して、どんなイメージを持っていますか?
名前からして一風変わった感じはしますね。
この記事では、仮想通貨モナコインについて、詳しく解説します。
この記事を読んでいただければ、あなたが今まで描いていたモナコインのイメージが変わるかもしれませんね。
仮想通貨といえば、ビットコインやイーサリアムを真っ先に思い浮かべる方が多いですが、モナコインも負けてはいません。
そんなモナコインの魅力を、この記事で全力でお伝えしていきます。
モナコインについて
モナコインといえば、真ん中にネコ(?)の可愛いイラストが描かれた硬貨ですね。
このネコの名前はモナーといいます。
知る人ぞ知る、2ちゃんねる掲示板で使われていたキャラクターです。
モナコインとは、2ちゃんねる掲示板が発端となって生まれた日本初の仮想通貨です。
ですから、元々は掲示板の中だけの仮想通貨だったのですが、今では仮想通貨取引所に上場するまで成長しています。
モナコインが誕生したのは、2014年1月のこと。
2ちゃんねる掲示板の中で使える仮想通貨ということで生まれたものです。
当初の価格は3円前後でしたが、今では300円台まで価格が上がっています。
モナコインを上場していた取引所は、当初はZaif(ザイフ)だけでしたが、今では国内最大手であるbitFlyer(ビットフライヤー)に上場しています。
モナコインが世の中から受け入れられている証拠ですね。
モナコインの何がすごい?ポイントを3つにまとめてみた
モナコインは、なぜここまで成長するに至ったのでしょうか?
一部のマニア向けの仮想通貨と侮っていた方も、モナコインのことをちゃんと理解すれば、そのすごさを認めざるをえません。
そこで、モナコインのなにがすごいのかを、3つのポイントにまとめて解説していきます。
その①:送金スピードが速い
モナコインは、ライトコインがベースになって開発されたことをご存知ですか?
ライトコイン自体が、ビットコインが抱えるスケーラビリティ問題を解決するものとして注目を集めていました。
モナコインは、そのライトコインをベースに開発されたものですから、送金スピードが速いことはいうまでもありません。
モナコイン、ビットコイン、ライトコインのスペックを比較してみました。
モナコイン | ビットコイン | ライトコイン | |
通貨単位 | MONA | BTC | LTC |
平均ブロック作成時間 | 1分30秒 | 10分 | 2分30秒 |
発行枚数上限 | 1億512枚 | 2,100万枚 | 8400万枚 |
モナコインのブロック作成時間は、約1分30秒ですから、ビットコインの約6.7倍、ライトコインの約1.7倍です。
その分、発行枚数上限も、ビットコインとライトコインよりも多いです。
さらに、モナコインは世界で初めてSegwit(セグウィット)を実装した仮想通貨でもあります。
Segwit(セグウィット)とは、ブロックチェーン上に記録される取引のサイズを圧縮する技術のことです。
Segwitを実装することで、取引の詰まりを解消できるようになります。
いうなれば、今まで大型トレーラーばかり走らせていて渋滞していた道路を、すべて軽自動車に変えることで渋滞を解消するようなものです。
Segwit(セグウィット)の実装は、本来ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するためのものでしたが、ビットコインに先駆けてモナコインに実装されたのです。
単純に送金スピードの速さで仮想通貨の良し悪しが決まる訳ではありません。
しかし、ビットコインやライトコインと比較すると、モナコインが優れた性能をもつ仮想通貨であることが分かるでしょう。
その②:モナコインを支持する熱烈なコミュニティがある
モナコインが人気な理由は、モナコインを支持する熱烈なコミュニティがあるからです。
モナコインの熱烈なファンが、秋葉原UDXの大型モニターで大々的にモナコインの広告を打ったくらいです。
しかも、100万円以上の広告費を身銭を切ってですよ。
なぜそこまでしてモナコインを宣伝しようとしているのでしょうか?
それはモナコインのことが純粋に好きという気持ちからくるものでしょう。
モナコインを愛するコミュニティの力が半端じゃありません。
モナコインのコミュニティの活発さは、投げ銭の文化にも現れています。
モナコインの場合には、Ask Mona(アクスモナー)という掲示板が有名です。
Ask Monaの中で、質問をしたり投稿したりすることで、モナコインをもらうことができるのです。
モナコインの投げ銭文化の発端となった存在ですね。
モナコインの投げ銭文化としてもう一つ有名なのが、Twitterの投稿に対して投げ銭ができるtipmonaというアプリです。
さらには、Instagramの写真に投げ銭ができるtipphotoというサービスまでできました。
その③:モナコインが店舗で決済手段として使われている
性能が良い仮想通貨だったとしても、実社会の中で使われるものでなければ意味がありません。
そういう意味では、ビットコインは決済対応しているお店も多いので、間違いなく世の中に浸透しているのが分かります。
それでは、モナコインはどうでしょうか?
モナコインは、投げ銭だけでなく実店舗でのお買い物にも使えることをご存知でしたか?
例えば、Bitcoinmall(ビットコインモール)というオンラインショップでは、ビットコインだけでなくモナコインでも支払いができます。
Bitcoinmall(ビットコインモール)では、パソコン、家電用品、キッチン用品など、豊富な種類の品物を取り揃えています。
また、秋葉原にあるパソコンショップark(アーク)も、モナコインでの決済に対応しています。
ビットコインと比べると、モナコインの決済対応しているお店は、まだまだ少ない感じはします。
しかし、日本国内で知名度が上がっていることは間違いないので、これから決済に対応するお店は増えるのではないかと思います。
モナコインに欠点はあるのか?
モナコインが、ビットコインやライトコインに引けを取らない優秀な仮想通貨であることを、お分かりいただけたと思います。
だとすると、モナコインの時価総額は、ビットコインやライトコインを上回っていてもおかしくないですよね?
しかし、実際にはモナコインの時価総額はビットコインやライトコインには遠く及びません。
モナコインは海外での知名度が低い
モナコインは、日本では非常に知名度の高い仮想通貨です。
しかし、海外ではあまり知られていないのが現状です。
今のところ、モナコインを上場している海外の仮想通貨取引所は、Bittrexの1社だけです。
モナコインが日本国内でこれから広がっていくビジョンは目に見えています。
しかし、モナコインがビットコインやライトコイン並みに大きく成長するかどうかは、海外でどれだけ受け入れられるかどうかにかかっています。
モナコインが海外で受け入れられる存在になるかどうかは、今のところ分かりません。
もしかしたら、モナコインの人気が日本国内だけで終わってしまう可能性もなくはありません。
モナコインを手に入れられる取引所
モナコインを手に入れられる国内の仮想通貨取引所は、bitFlyer(ビットフライヤー)、Zait(ザイフ)、bitbank(ビットバンク)の3社です。
海外取引所ですと、bittrexがモナコインを上場していますが、まずは国内3社のどれかで十分です。
bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内最大の仮想通貨取引所です。
あなたがもし仮想通貨取引を始めたばかりならば、まずはbitFlyer(ビットフライヤー)に口座開設してみることをおすすめします。
なぜならば、取引所の安全性がもっとも高いからです。
モナコインを売買できるのが販売所のみのため、スプレッドが高くつくのが難点です。
Zaif(ザイフ)
あなたが取引手数料をなるべく安く抑えたいならば、Zaif(ザイフ)を利用することをおすすめします。
Zaif(ザイフ)はモナコインを初めて上場した仮想通貨取引所です。
国内の仮想通貨取引所の中で、モナコインの取引量がもっとも多いのもZaif(ザイフ)です。
販売所・取引所の両方でモナコインを取り扱っているので、目的に応じて使い分けできるのも便利ですね。
モナコインに長期で投資をしたいならば、Zaifコイン積立を利用してもよいでしょう。
bitbank(ビットバンク)
取引手数料を安く抑えつつ、安全も確保したいならば、bitbank(ビットバンク)を利用してみてはいかがでしょうか。
bitbank(ビットバンク)は、すべてのペアの取引手数料をゼロとするキャンペーンを実施中です。
キャンペーンは2018年6月までなので、今のうちに口座開設をすませておいて、取引をするのがよいかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません