イーサリアム(Etherium)とはなにか?これから値上がりするの?

コインが積み上がられた写真

仮想通貨を少しかじったことのある方ならば、イーサリアムの名前くらいは聞いたことがあるでしょう。

あなたは、イーサリアムに少なからず興味があって、この記事を見られているでしょう。

あなたは、イーサリアムがこれから値上がりすると思いますか?

あくまで私個人の意見として申し上げます。

イーサリアムはこれから値上がりするでしょう。

その理由を、この記事の中でお話しいたします。

だからといって、すぐにイーサリアムに投資しようと思わないでくださいね。

なぜ値上がりすると思ったのか?

あなた自身でしっかりと理解してから、イーサリアムの購入に踏み切ってもらえればと思います。

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

イーサリアム(Etherium)とはなにか?

仮想通貨イーサリアム(ETH)のロゴ

イーサリアムは、今では世界的にメジャーな仮想通貨の1つです。

時価総額は、ビットコインについで世界で2番目に高く、845億ドル(約9兆円)。

2014年に、ホリエモンが自身のブログで「イーサリアムやべえ。。。」と発言したのも印象深いですね。

さて、ここまでの情報だけで、あなたはイーサリアムに投資したいと思うでしょうか?

もし思った方がいらっしゃるなら、ちょっとやばいですよ。

就職活動で例えるならば、「何となく有名企業だから」、「給料も安定そうだし」という理由で、トヨタに入るようなものです。

イーサリアムのことをもっと深く理解しないと、投資してから後悔することになります。

 

ビットコインとイーサリアムの違い

ビットコインとイーサリアムは何が違うのでしょうか?

一番の違いは、ブロックチェーンに書き込める情報です。

ビットコインのブロックチェーンに書き込めるのは、「取引」の情報だけです。

イーサリアムには、取引だけでなく「契約」の情報まで書き込めます。

これだけだと、何のことだかさっぱりですよね。

例えば、あなたがコンビニで1BTCのおにぎりを買うとします。

(1BTCのおにぎりなんて普通はあり得ないですが)

この場合、ブロックチェーンに書き込まれるのは、

  • あなたが1BTCをコンビニに支払った
  • コンビニがあなたから1BTC受け取った

という取引情報だけです。

しかし、実際にはあなたとコンビニの間で「買います」「売ります」という「売買契約」が成り立っています。

このような契約内容までブロックチェーンに書き込めるのが、イーサリアムです。

そして、契約内容をブロックチェーンに書き込める技術が、スマートコントラクトです。

 

スマートコントラクトとはなにか?

イーサリアムのブロックチェーンには取引情報だけでなく契約情報もまとめて書き込むことができます。

これは先ほど説明した通りです。

契約情報まで書き込めることがどれだけ優れているのか、例を挙げて説明します。

例えば、あなたが賃貸アパートを借りたいとします。

アパートを借りるには、まずは不動産業者を訪れますよね。

もしお気に入りのアパートが見つかれば、不動産業者との間で契約を交わす必要があります。

契約の際には、印鑑や住民票などが必要ですし、敷金・礼金などの初期費用も払わなくてはなりません。

もしスマートコントラクトが実現すれば、これらの手続きがすべてオンラインでできるようになるかもしれません。

わざわざ不動産業者を訪問する必要もなく、あなたは全てのやり取りをPCかスマホでできるかもしれません。

印鑑や住民票の提出も、スマホでとったものをアップロードすれば済みます。

契約内容は、ブロックチェーン上に残っており、後から書き換えることはできません。

あなたにとっては、仲介手数料を安くできるし、契約手続きも簡単に済ませることができるメリットがあります。

これが、スマートコントラクト(賢い契約)と呼ばれる理由です。

スマートコントラクトの特徴を簡潔にまとめると、以下の通りです。

  • 契約を自動化できる
  • 仲介業者を介する必要がなくなる
  • 後から契約内容を書き換えることができない

 

スマートコントラクトの実用化に向けて大企業が動いている

スマートコントラクトが実用化されれば、社会が大きく変わるのがイメージできますよね?

それを後押しするかのように、世界中の多くの企業や団体がイーサリアム企業連合(EEA)という団体を設立し、スマートコントラクトの実用化に向けて動いています。

イーサリアム企業連合(EEA)が設立されたのは2017年2月のこと。

EEAの中には、MicrosoftやIntelといった名だたる企業が加盟しています。

そして、日本ではトヨタ自動車も2017年5月にEEAに加盟しました。

さらに2017年9月には、KDDIが携帯電話の修理事業でスマートコントラクトの実証実験を開始しました。

スマートコントラクトの実用化が進めば、イーサリアムの価値がビットコインを上回るものになる可能性も大いにあります。

 

ライデンネットワークの実装で処理速度が劇的に早くなる

ライデンネットワーク(Raiden Network)は、イーサリアムの処理速度を高速化するシステムです。

ブロックチェーンの外でデータの処理を行うことで、ブロックチェーンの負担を減らし、処理を高速化することができます(オフチェーンと呼ばれている)。

ライデンの処理速度は1秒あたり10万回です。

いま世界でもっとも処理速度が速いのは、クレジットカードのVISAの3000回/秒です。

ライデンがイーサリアムに実装されれば、その処理速度はVISAの30倍以上にもなります。

2017年11月30日、プロジェクトの一環であるマイクロライデンが、イーサリアムに実装されました。

ライデンネットワークは2018年中に実装される予定であり、イーサリアムの価値が飛躍的に上がる要素となるでしょう。

 

イーサリアムはこれから値上がりするのか?

イーサリアムは技術的にもまだまだ発展途上の段階です。

スマートコントラクトの企業での実用化が進めば、イーサリアムの利用が増え、イーサリアムの価値が上がる可能性があります。

また、2018年に実装予定のライデンネットワークも注目に値します。

イーサリアムの価格は、今では10万円以下まで下がりましたが、今後値上がりする見込みはあるのではと考えています。

 

まとめ

イーサリアムを特徴付けているのは、スマートコントラクトとよばれる技術です。

スマートコントラクトでは、取引情報だけでなく契約情報までまとめてブロックチェーンに書き込むことができます。

企業が主体となってスマートコントラクトを実用化する動きができています。

イーサリアムの価格が下がっている今のタイミングが、イーサリアムに投資する絶好のタイミングではないでしょうか。

 

イーサリアムを売買できる仮想通貨取引所

イーサリアムは多くの仮想通貨取引所に上場しています。

日本国内では、ほぼ全ての仮想通貨取引所でイーサリアムを上場させています。

中でも、bitFlyer(ビットフライヤー)Zaif(ザイフ)は、仮想通貨初心者でも安心して利用できる取引所です。

 

国内最大の取引所bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤーHPのトップページ
引用:bitFlyer(ビットフライヤー )

bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内最大の仮想通貨取引所です。

サイバー攻撃に対してのセキュリティ体制、万が一のための補償制度は、bitFlyer(ビットフライヤー)の右に出るものがいないくらいです。

マウントゴックスやcoincheck(コインチェック)のようなハッキングで、自分の資産が無くなるのは嫌ですよね。

できるだけ安全な取引所を利用したい方も多いでしょう。

そのような方には、bitFlyer(ビットフライヤー)を利用されることを強くすすめます。

 

 

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Zaifホームページのトップページ
引用:Zaif(ザイフ)

仮想通貨を取引する上で、手数料の存在は見逃せません。

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ですが、あなたが手数料の負担を軽くしたいならば、私はZaif(ザイフ)を利用することをお勧めします。

Zaifコイン積立を利用すれば、イーサリアムの積立投資もできます。